SMART BRAIN
-MASKED RIDER-
仮面ライダーカブト
-STORY-
第11話
-4/9放送-

廃墟の渋谷で半死半生のまま倒れる女性。
その女性のそばに少女・ゴン(神崎愛瑠)とギターケースを抱えた青年・大介(加藤和樹)が現れた。
「かわいそうに…どんな人生を歩んできたのか…」。
青年はギターケースを開け、メイク道具を取り出すと倒れている女性にメイクを施していく……。
天道(水嶋ヒロ)が筍を持ってサルへとやってきた。
日ごろ、まかないを食べさせてもらっている礼だ、とひより(里中唯)に筍を渡す天道。
そんな天道を加賀美(佐藤祐基)が強引に引っ張っていくと、熱い眼差しでじっと天道を見つめる。
さすがの天道も思いっきり引いていると、加賀美はザビーとなって戦っているときに天道との間に熱い友情を感じたのだという。
途端に怒り出す天道。自分のような完璧な人間と加賀美のような凡人との間に友情など成立しない、と言い放つ。
「お前は大事なことを忘れている」。
相変わらずのオレ様節に加賀美は逆ギレ。天道の言う言葉の意味などまったく理解できない。
街のコンビニで強盗事件が発生した。
女性店員を人質にとり、車で逃走する犯人。
偶然、事件を知った大介はメイク道具からブラシを数本取り出すと、車を運転する犯人の顔をめがけて投げつけた。
サングラスと目の間にブラシが飛び込み、視界をさえぎられた犯人は思わず車を急停車。あっという間に車に乗り込んだ大介は背後から犯人の顔を…。
鮮やかに女性を救出した大介は、持ち前のフェミニストぶりを発揮。得意のメイクを施してやり、女性を美しく変身させる。
そんな大介に思わずうっとりする女性で…。
岬(永田杏奈)から声をかけられた天道は、改めてZECTに入るよう説得されるが、きっぱりと拒否。
加賀美がかっている天道に自分も興味を持ったのに、という岬に、そのうち惚れるぞ、という天道。
その一言で加賀美同様、岬も怒りを露にする。
そんな騒動を聞きつけた大介が割って入ってきた。
すべての女性を守るのが自分の仕事、という大介に対して、あらゆる生き物を守るのがオレの仕事、という天道。
2人はたちまちにらみ合い…。
突如現れたミュスカワームと戦い、帰宅した天道。
なんと加賀美が部屋の掃除などしている。
どうやら逆ギレしたことを気に病んでいたらしい。
と、そこへ電話が入り、加賀美はメンバーがそろわないから、と今夜予定していた合コンをキャンセルするという。
それでも彼女を作れ、という天道。樹花(奥村夏未)の勧めもあり、なんと天道が合コンに参加することに。
屋形船での合コンで天道も加賀美もモテモテ。
が、てんぷらを一口食べた天道は「素材を生かしきっていない」と自ら料理することに。
あまりのうまさに4人の女性はメロメロ。
天道は好感度をアップさせるが、そこへ偶然船に乗っていた大介とゴンが現れた。
例によって甘い言葉で女性たちにメイクをしてやる大介。
ゴンはつまらなそうに外へ出るが、半身が泡になった女性の死体を発見する。
異変を伝えるゴンに連れられ、船上に出た天道と加賀美。
死体は完全に泡と化していたが、どうやらミュスカワームの仕業らしい。
ということは、合コンに出ている4人のうちの一人に擬態している可能性がある。
ゴンから死体がグレーのパンツをはいていたことを聞き出した天道と加賀美。
見れば、大介はまさにグレーのパンツをはいた女性にメイクを施している。
たちまち大介の目の前で女性はミュスカワームへと変わっていき…。
パニックとなった屋形船は接岸し、大介、加賀美らの誘導で陸上へと避難。
天道はカブトへと変身し、ミュスカワームと戦う。
しかし、大介とゴンが新たに現れたワームに取り囲まれてしまった。
窮地に陥った大介とゴン。
が、そこへトンボ型のドレイクゼクターが飛来した。
「また……あいつか、仕方ない」。
大介はドレイクゼクターをキャッチすると、ドレイクマスクドフォームに変身。
「あいつは……」。
突然の事態を加賀美はただ呆然と見つめるだけで……。
NEXT>>
<<KABUTO TOP>>