SMART BRAIN
-MASKED RIDER-

仮面ライダーカブト
-STORY-
第5話
-2/26放送-


天道(水嶋ヒロ)を尾行する岬(永田杏奈)の前にZECTの東(小川敦史)という男が現れた。本部主導のカブト捕獲作戦に協力して欲しいという。岬は言葉もなく、ただ男の顔を見つめ返すだけで…。

エピラクナワームが現れた。田所(山口祥行)の指揮のもと、ゼクトルーパーは猛攻。ワームをあと一歩のところまで追い詰める。
が、そのとき、別のZECT指令車が現れ、ゼクトルーパーの攻撃をさえぎってしまう。指令車からは岬の声で攻撃を中止せよとの指示が。驚く田所に岬は、今回はカブト捕獲のため別行動をとると言う。

サルでアルバイトする加賀美(佐藤祐基)の前に、父親・陸(本田博太郎)がやってきた。フリーターを続ける加賀美に「しっかりしろ」と説教する陸。どうやら息子がZECTにいることを知らないらしい。加賀美はそんな父に敵意の目を向けると、弟の亮が失踪したときに何もしなかった陸を激しく責める。

天道に頼まれ、ひより(里中唯)はひょんなことから天道の家で樹花(奥村夏未)の好きなポトフを作ることに。料理をするひよりのそばで「味の秘訣を盗んでやる」と目を凝らす天道。そんな2人をよそに樹花は偶然、ひよりが描いた渋谷隕石の絵を見つける。
樹花の質問に答えるように、7年前の思い出を話し始めるひより。隕石で両親を失ったことを知った天道は、何気ない言葉でひよりを元気付ける。

東がカブトを捕獲するためにとった作戦は、あえてワームに人間を襲わせ、カブトをおびき出そうというもの。さすがの岬も目の前で人間が殺されるのを黙って見ていられない。
一方、そんな事情もわからず、ワーム出現にも動こうとしないやり方に加賀美が激怒。激しく田所に詰め寄るが、田所は例によって本部の命令は絶対だ、と動こうとしない。

弟を失い元気がないという加賀美を元気付けようとサルへやってきた天道は、ひよりがチューリップが好きなことを知り、花の展覧会へ行こうと誘う。人ごみが嫌いだから、と断るひよりを一緒に言ってやると説得する天道。
「大丈夫だ。俺がそばにいる」。
やさしく笑いかける天道に、ひよりは何かを感じ取る。

加賀美からZECTがわざとワームを放置していることを聞いた天道は、何か目的があることを察知。今は手を出さない方がいいという。
しかし、どこまで熱い加賀美が納得するはずがない。加賀美は岬らが見守る中、単独でエピラクナワームに立ち向かう。が、所詮はかなう相手ではない。あっという間に追い詰められたそのとき、飛来したカブトゼクターに救われる。
そのカブトゼクターはカブトエクステンダーに乗る天道の手に。天道はカブトマスクドフォームに変身、岬らがいる前でエピラクナワームと激しい戦いを展開する。

カブトはライダーフォームへとキャストオフ。クロックアップしライダーキックでエピラクナワームを撃破する。
変身を解除した天道は、一人心細げに待つひよりのもとへとバイクを走らせる。
しかし、そんな天道の前にZECT指令車などが現れ、ゼクトルーパーが天道を取り囲む。
動きがとれなくなった天道はあえてヘルメットをとり、素顔をさらす。

そのころひよりは苦手な人ごみに耐え切れず…。


NEXT>>
<<KABUTO TOP>>