SMART BRAIN
-MASKED RIDER-

仮面ライダーカブト
-STORY-
第2話
-2/5放送-


カブトゼクターが選んだのはZECTの加賀美(佐藤祐基)ではなく、天道(水嶋ヒロ)だった。
アラクネアワームを倒したカブトマスクドフォームだが、加賀美の変身体でないことがわかると田所(山口祥行)らは一気に緊張。ゼクトルーパーも身構えるが、カブトはどこかへと姿を消してしまう。

翌朝、妹の樹花(奥村夏未)に朝食を作ってやりつつ新聞を確認する天道。昨日の事件が一行も出ていないということは、ZECTという組織にかなり力があるらしい。天道はZECTに興味を抱いて…。

ZECT以外の人間にライダーになる資格はない。
田所は加賀美と岬(永田杏奈)にカブトに変身した男が誰か探し出すよう指示を出す。見つけ出してZECTに引き入れるのか?天道を知る加賀美は気にするが、岬の考えでは本人次第だとか。もし拒否すれば抹殺することも…。加賀美はZECTの力を改めて実感する。

天道が加賀美とひより(里中唯)がアルバイトをしているレストラン、ビストロ・サルへやってきた。メニューを差し出すひよりにいきなり「さば味噌」という天道。店のメニューにはないが、まかないを食べたいという。店主の弓子(西牟田恵)に言われさば味噌を出すひより。珍しく「うまい」とひよりの料理の腕を持ち上げる。

そこへ加賀美がやってきた。ひよりのさば味噌を食べたかったらしいが、なんと天道が食べてしまっている。怒る加賀美に天道はZECTについて聞きたいという。
天道を外へ連れ出した加賀美は、自分たちは平和のためにワームと戦っているだけと懸命にアピールするが、天道は加賀美がZECTのことを詳しく知らないことを簡単に見抜いてしまう。
ZECTに逆らっては天道の命が危ない。
加賀美はZECTに入ってほしいと頭を下げるが、そんな加賀美の態度で天道はZECTが自分を付けねらっていることを感じ取る。
そう言いながら去っていく天道の後姿を見つめる加賀美。その後を見知らぬ男がついていって…。

マスクドライダーシステムの資格者がワームに殺害された。現場で遺体を見た加賀美は、その男が天道の後をつけていた男であることに気づく。
ということは、天道が危ない!
加賀美はカブトエクステンダーに飛び乗ると、岬が止めるのも聞かず天道のもとへ急行する。

案の定、天道のそばにはたくさんのワームが。加賀美は今度こそとカブトゼクターを手にしようと空へ腕を突き上げるが、カブトゼクターは再び加賀美をすり抜け天道のもとへ。
天道はカブトマスクドフォームに変身する。

互角に戦っていたマスクドフォームだったが、クロックアップしたアラクネアワームに攻撃を浴びてしまう。そんなマスクドフォームに加賀美は「クロックアップするシステムを探せ」というが、マスクドフォームはあっさりとキャストオフ。ライダーフォームへと脱皮し、アラクネアワームを次々と打ち倒していく。

加賀美の目にも捉えることができない超音速でアラクネアワームと戦うライダーフォーム。そして、最後の一匹をベルトを操作しての強力なライダーキック一発で仕留めてしまった。

カブトのそんな活躍に2人の男が不気味な相談をしていた。
「我々ZECTに属さない者がライダーになることは許されません」。
そんな若い男の言葉に、もう一人の謎の男は必ず見つけ出すよう指示を出す。
2人の男たちの思惑とは…?


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